より細かな部分は、ライセンスなどの問題があり掲載できませんが、
当社の基幹技術の概要を理解していただければ幸いです。
さて、非接触ICカードについて理解できたでしょうか?
さて、いつまでも机上の話では面白くないので、
実際にICカードの読み書きを行ってみましょう。
<準備するもの>
・パソコン
・サンプルプログラム(EXE)
・ACR120 Contactless Smart Card Reader(読み書き機)
・ICカード
<実験の準備>
1. ACR120(読み書き機)をパソコンのUSBポートに接続します。
2. ACR120が認識されているかどうか確認します
●マイコンピュータを右クリック…「管理」
→デバイスマネージャ
→USB(Universal Serial Bus)コントローラをダブルクリック
→ACR120 USB
があるか確認します。
この項目をダブルクリックして、全般タブにおいてデバイスの状態が「正常」かどうかを確認します。
3. サンプルプログラムを起動します。以下のような画面が出現するはずです。
<サンプルプログラムの構成>
★サンプルプログラムの構成は、以下のようになっています。
<書き込んでみよう!>
1. まず、USB Port ListよりACR120が接続されているポートを選択します。通常は、USB1でO.K.です。
2. ICカードをACR120に置くか、近づけて(5cm以内が望ましい)カードセットボタンを押します。
3. 書き込み情報ウインドウにWrite User Port Success: 0と表示されればO.K. (表示されない場合は、ポート番号を変えてみよう。)
4. 各項目の情報欄に書き込みたい内容を入力して、書き込みボタンを押します。
5. 書き込みが成功すると、書き込み情報ウインドウに Write to Block 29Success: 0と表示されればO.K.
<読み込んでみよう!>
1. 書き込みが完了すると、書き込み情報側からボタン類が消え、読み込み情報側にボタン類が登場します。
2. 書き込んだICカードをACR120に近接させて、Readカードセットボタンを押すと、ICカードに書き込まれている情報が表示されます。
3. また、降車駅リストから降車駅を選んで、Readカードセットボタンを押すと、その料金分、金額残高が減ります。
4. 書き込んだ情報を書き変えたい場合は、読み込み情報側の各項目の情報欄に入力して、ReWriteボタンを押します。